【祇園饅頭工場】老舗和菓子屋の工場直売所で買える秋限定の絶品くり餅

地下鉄東山駅から徒歩1分ほどの場所にある祇園饅頭工場さんに伺いました。

祇園饅頭さんは南座の隣にある老舗の和菓子屋さんです。なんと創業は文政2年(1819年)だそうです!すごいですね。

今回伺った東山駅の近くにあるお店は工場ですが、軒先を使って出来立てを販売されています。実際に中で作っていらっしゃるので、この日はもち米を蒸す香りがふんわりと漂ってきました。

行列ができていることも多いですが、回転が早いので割とすぐに買うことができます。

お品書きがお店の外に貼られていて、風情があります。

混んでいると順番が来てから悩む暇はないので、事前に買うものを決めておいた方がいいです。

少量でも対応してくださるのはありがたいですね。1個でも2個でも気軽に買う事ができます。

祇園饅頭さんの名物は「志(し)んこ」という商品なのですが、今回は秋限定のくり餅栗蒸しようかんをいただきました。

包みはこんな感じです。手書きのお知らせが味があって素敵です(店頭に置いてあります)

くり餅(右) ¥250

栗蒸しようかん(左) ¥200

くり餅は上にごろっとした丹波栗が入っており、柔らかいお餅で上品で甘すぎないこし餡が包まれていて絶品です!

丹波栗の素材を活かした自然な味で、余計な甘さを足していないのが美味しいです。

サイズは小さめなので、ペロリと食べることができます。

栗蒸しようかんも、上にしっかりと栗がのっています。むちっとした食感で、一般的な羊羹ではなくういろうに近いです。こちらも甘さ控えめで栗とよく合います。

どちらも美味しかったですが、個人的にはくり餅が好みでした。

栗を食べると秋を感じられるのでいいですね。季節ごとに限定の商品が出るので、また別の時期に伺いたいと思います。

※同じ商品が祇園四条駅近くの南座横でも買えます。

祇園饅頭工場のくり餅、私のオススめしです。